目次

シロアリが耐震性を下げる仕組み

柱・土台がシロアリの最大の標的

建物の耐震性は、柱・梁・土台が設計通りの強度を保っていることが前提です。シロアリはこの構造部材を内側から食い荒らし、外見上は正常に見えるのに断面が空洞化した状態を作り出します。

特に被害が集中するのは、1階の柱と土台の継ぎ目部分です。ここは建物全体の荷重が集中する重要な箇所であり、シロアリに食い荒らされると上屋(うわや)と基礎をつなぐ機能が失われます。

阪神淡路大震災が証明したシロアリと倒壊の関係

1995年の阪神淡路大震災後、国土交通省と関連研究機関が行った調査で驚くべきデータが明らかになりました。

  • シロアリ被害・腐朽ありの家屋:約9割が全壊
  • シロアリ被害・腐朽なしの家屋:全壊は約2割、5割以上が軽微な被害または無傷

この結果は、耐震性の高い建物であっても、シロアリ被害があれば地震に対して著しく脆弱になることを示しています。

沖縄では「台風×シロアリ」の複合リスクがある

沖縄では地震だけでなく、毎年台風による強風・暴風雨が建物を直撃します。シロアリ被害で構造強度が低下した建物は、台風時に以下のリスクが高まります。

  • 屋根の飛散:垂木や棟木がシロアリに食われていると、台風の風圧で屋根ごと吹き飛ぶことがあります
  • 外壁のひび割れ・崩壊:木造の壁下地が食い荒らされると、暴風雨に対する抵抗力が失われます
  • 床の陥没:床根太がシロアリで食われていると、台風後の後片付け作業中に床が抜けることがあります

沖縄では台風後に「柱が折れた」「屋根が崩落した」という報告が毎年あり、その背景にシロアリ被害が存在することが少なくありません。


シロアリ被害が耐震性に影響する場所TOP5

1位:土台(基礎の上に乗る木材)

地面に最も近い位置にあるため湿気を受けやすく、イエシロアリの第一の標的になります。土台が空洞化すると、建物全体の基礎的な構造強度が失われます。

2位:1階の柱(特に隅柱・通し柱)

建物の角に位置する隅柱と、1階から2階を貫く通し柱は、建物の耐震性に最も重要な部材です。シロアリに食われると、地震・台風時に柱が折れるリスクが生じます。

3位:梁・桁(横方向の構造材)

2階床を支える梁や、屋根を支える桁がシロアリ被害を受けると、建物全体が沈み込む「たわみ」が生じます。沖縄では台風の荷重が加わることで被害が顕在化するケースがあります。

4位:筋交い(耐震補強材)

耐震のために斜めに入れる筋交い(すじかい)も、木製のものはシロアリ被害を受けます。筋交いが食われると、地震時の横揺れに対する抵抗力が大幅に低下します。

5位:床根太(床を支える木材)

床下から侵入したシロアリが最初に食い荒らすのが床根太です。床がたわむ・踏み抜く・ぶかつく感触があれば、すでに被害が進行しているサインです。


シロアリ被害による耐震性低下を確認する方法

セルフチェックリスト

以下の症状が1つでもあれば、専門業者に点検を依頼してください。

床・床下:

  • 床がふわふわする・たわむ
  • 床を歩くと「ミシミシ」と音がする
  • 床板を叩いたときに空洞音がする
  • 床下収納を開けると土の筋(蟻道)が見える

柱・壁:

  • 柱の根元を指で押すと柔らかい
  • 壁に沿って土色の筋(蟻道)がある
  • 壁を叩いたときに反響音がする
  • 窓・ドアの開閉が重くなった(建物のゆがみのサイン)

屋根・天井:

  • 天井にシミや水漏れの跡がある
  • 羽アリが天井付近から出てきた

5〜7月の羽アリシーズン:

  • 夕方〜夜間に羽アリが室内に大量発生した(イエシロアリの分飛のサイン)

専門業者による点検

しろあり消防隊の無料点検では、床下に入って土台・柱根元・束柱の被害状況を詳細に確認します。被害があれば、損傷の程度と構造上のリスクを報告し、適切な駆除・補修プランをご提案します(交通費別途の場合あり)。


シロアリ被害を発見した後の対処

STEP1:専門業者による駆除

まず現在のシロアリを確実に駆除することが最優先です。

プラン内容料金(税込)
予防プランバリア工法による予防処理88,000円〜
駆除プラン現在の被害を駆除する154,000円〜
完全プラン駆除+再発予防セット198,000円〜

STEP2:被害部材の補修・交換

シロアリ駆除後、損傷した木材を補修または交換します。空洞化した柱は樹脂注入による補修が可能なケースと、交換が必要なケースがあります。

STEP3:耐震診断の実施(必要に応じて)

シロアリ被害が広範囲に及んでいる場合は、駆除・補修後に耐震診断を実施することをお勧めします。


よくある質問(FAQ)

Q1. シロアリにやられた柱は補修できますか?交換しないといけませんか?

被害の程度によります。食害が断面の1/3以下であれば樹脂注入などの補修が可能なケースが多いですが、空洞化が進んでいる場合は交換が必要です。

Q2. シロアリ被害で家が倒壊する前に気づく方法はありますか?

「床のたわみ」「窓・ドアのゆがみ」「羽アリの発生」が主な早期サインです。沖縄では5〜7月の羽アリの大量発生が最大の警戒サインです。

Q3. 新築でもシロアリ対策は必要ですか?

はい。新築時の防蟻処理の効果は5年程度です。5年経過後は再施工が必要です。

Q4. 沖縄のRC造の家でもシロアリは耐震性に影響しますか?

RC造の構造体はシロアリに食われませんが、内装の木材・床・天井・建具はシロアリ被害を受けます。

Q5. 沖縄のシロアリ点検はどこに頼めばいいですか?

しろあり消防隊では沖縄全域で無料点検を実施しています(交通費は別途の場合あり)。


沖縄のシロアリ駆除・予防についての詳細は、沖縄のシロアリ駆除料金と業者の選び方をご覧ください。

費用の詳細は料金ページでご確認ください。

📞 08-001-001-119(通話料無料・受付8:00〜20:00)

📩 お問い合わせフォーム:https://shiroari-okinawa.com/contact/

無料点検実施中(交通費は別途いただく場合があります)。

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